男性スタッフ3 チルド

積み荷をする男性スタッフ3
コンビニの中から見るのと、
やってみるのでは大違い!
コンビニエンスストアでアルバイトをしながら、バンド活動をしていました。ハードロックのバンドで、私はギターとボーカルを担当していました。単なる趣味のバンドから、プロとしてCDを出せるまで行けたのは、バンド活動に理解のあるオーナーに恵まれたおかげです。店員として9年、店長で3年、自由に働かせていただきました。もともと人と話すのは好きなので、接客の仕事は楽しかったです。夜でも明るくて、食べ物があって、暖かい空気が感じられる、そんなコンビニの雰囲気も本当に大好きです。バンドの方は今でも趣味として続けていますが、事情があって活動停止になってしまいました。それをきっかけに仕事を変えようと思ったんです。今度は裏方の仕事をやってみたいと思うようになりました。体を動かすことが好きで、クルマの運転は趣味の一つ。それならドライバーはどうだろうと、インターネットの求人サイトを検索しました。セブン-イレブン店舗向けの配送ドライバーの求人を見つけて応募し、現在の配送センターに正社員として入社しました。しかし、この仕事はお店で働いている時に見ていたのとは大違い。思っていたより大変でした。セブン-イレブンといえば全国展開しており、関東地区の店舗だけでもものすごい数です。そのお店に配達するわけですから当然と言えば当然ですが、とても忙しいのです。朝も早く、配達時間や各店舗様との関係、来店されるお客様への対応など、気を配らなければならないことも多くあります。とくに私はチルド商品を納品しているので、温度管理には気をつけなければいけません。夏場はトラックの庫内を5度にキープしていても、トラックを開けるとすぐに暖かい空気が入るため、温度が上がってしまいます。各店舗から引き上げる空になった番重(商品を入れるケース)も、外に置いてあるものはとても熱くなっているので、商品としっかり分けて入れないとデザートは溶けてしまいます。品質を保ってお届けしなければならないので、本当に気を使います。とはいうものの、他のコンビニチェーンの配送と比較しても、効率化が進んでいるので仕事はしやすいのではないかと思います。実はこの会社に決める前、某コンビニチェーンの配送ドライバーに応募し、研修まで受けたことがありました。そこでは日用品もお弁当もパンも飲み物もすべて一緒のトラックに積み込んで運んでいたので、手間が多く大変でした。種類が多いため、店員の方に確認してもらう伝票だけで何枚にもなるのです。また、積み方一つをとっても業務が複雑になるので、つらいなと感じました。セブン-イレブンは番重のサイズが統一されていますので、積み込み作業も効率的に行えます。
会話をする男性スタッフ3
忘れられない一言。
「いつもおいしいものを届けてくれて、ありがとね」
この仕事は大変なことばかりではありません。荷物を運ぶだけではなく、人との関わりが多い仕事なので、嬉しいこと、楽しいこともたくさんあります。まずは、各店舗のオーナー様や店員の方との関わり。いい印象を持っていただけるように、いつも笑顔で元気な挨拶を心掛けています。入社後2年ぐらいは同じコースを回っていたので、顔を覚えてくださる方も多く、コースが変わって立ち寄った時でも「久しぶり!」などと声をかけていただけると、とても嬉しいです。もう一つは、セブン-イレブンに来店されたお客様との関わり。私たちはお店に入って納品するので、店員の方と同様にお客様とお話をする機会もあります。その中で今でも忘れられないのは、東日本大震災の時のことです。震災翌日に、店舗に納品に行きました。しかし、商品が入ってこないので準備できた物をとりあえず持っていくことしかできませんでした。申し訳ない気持ちで納品している時、一人のおばあさんが私のところにやって来ました。そして「いつもありがとね、おいしいものを届けてくれて。コンビニさんは、こういう時に本当に嬉しいのよ」と言ってくださいました。こんな少ししか用意できないのに、大変なのはお客様の方なのに。それなのにこんな言葉をかけてくださるなんて……。泣きそうになりました。この仕事をしていて本当に良かったと思えた瞬間です。
本部と確認する男性スタッフ3
お店の立場に立てる配送ドライバーを育てたい
ドライバーとして働き始めてから、5年が過ぎました。今では班長として、求人で新しく入ってきた方の指導をする立場です。教えるのは、やりがいがあります。未経験の方に一から教えるのは楽しいです。ただ、結構細かいところまで口出しをしてしまうので、人によってはうるさく思われているかもしれません。その人に合わせた指導ができるように、心を配っていきたいですね。私は、いつもセブン-イレブンの店員さんと同じ立場でお客様に接することができればいいと思っています。お店に出入りする時には、当然お客様を優先します。混んでいる時間帯に納品する時は、通路をふさいでお買い物を邪魔しないように気をつけます。そういうサービス業の気持ちで、日々の業務に当たっています。こうしたことは基本的なことですが、それ以外でも私自身がコンビニで働いていた経験があるため、気がつくことも多いのかもしれません。そうした心構えや気の配り方を、班のメンバーにも伝えています。一人ひとりが、セブン-イレブンの店員の方たちと同じようにお客様と接するのは難しいと思いますが、みんながお店の立場に立ってくれたらいいなと思っています。最近は仕事が終わって帰宅すると、筋トレをした後に趣味のギターを弾くのが日課になっています。休前日にはスタジオに毎週通い、バンド活動に勤しんでいます。自分の趣味の時間が持てるのも、ドライバーの仕事ならではかもしれません。配送の仕事をしていると、天気の悪い日もあれば、渋滞に巻き込まれることもあります。それでも私たちがお届けする商品を待っていて、喜んでくださる方がいます。そんな時には、ボイストレーニングを兼ねて趣味の歌を大声で歌いながら(笑)、モチベーションをUP。いつも元気に配達を続けています。

※2015年10月時点の情報を元に作成しております。